北海道の田舎発大都会向けニュース

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母が最期まで頑なに貫いたプライド

母が初めて サ高住 に住んだのはも4年も前のことだと思いますが、その後一旦退所して自宅に戻り、しばらくして療養型医療施設に入って2年?、いや3年?

容体は長い月日をかけて徐々に悪化していきました。

突然 介護用室内トイレ が置かれていたり、歩行器 があったり・

亡くなる直前までとにかく歩いてトイレに行くことにこだわっていました。

母の 自尊心 が許さなかったのでしょうね。

とうとうその歩行器にも鈴が付けられてしまいました。

 

しかし、夜間に誰にも気づかれずにトイレに立って最悪の事態になりました。

当然といえば当然ですが、転んでどこかに前頭部を思いきり打ち付けてしまったようで、倒れているところをスタッフに発見されたそうです。

幸いにも骨折などはなかったのですが、頭部の内出血が顔全体を覆うようになってしまい、腫れて青黒くなった顏はあまりにも可哀そうでした。

亡くなる二週間ほど前の出来事でしたが、青黒くなったところはなかなか治らず、死に化粧 で少しは隠されました。最期の最期に痛い目にあってしまった母です。

それでも死に化粧はとても綺麗で口紅も塗ってもらってすっかり美人になって逝くことができました。

          

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ある葬儀では遺族がみんな号泣していたと聞いていたのに、母の葬儀では姉が少しだけ泣いていただけで男兄弟は誰一人涙を流すことはありませんでした。

薄情な家族ですね。母も呆れていることでしょう・

余命を宣告されていたにせよ、ずっと施設に入っていたにせよ、94歳の高齢だから覚悟ができていたからと言えばその通りですが、悲しくないのか、涙はでないのか、・と自問自答してしまうオヤジです。

なんか情けないですね、人間として 心の貧しい人 なのかもしれません。

思い出すのは何十回も聞いたこの言葉です。

 

母さん何も悪いことしてないよね~

病院の先生が国の世話になりなさいって言うんだよ~

 

優しい言葉のひとつもかけてあげられなかったオヤジですが、思い返してみると父と母には嘘ばっかりついていたような気がします。

裏切られた・という気持ちばかりだったと思います。

この歳になって人生やり直しはできないことを知る愚かなオヤジでした。

 

 

 

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